私たちは、2007年から、お米を育て、いのちを育む場である美しい棚田を未来の子どもたちにつなぐ活動をしています。
具体的には、お米を育てる体験など年間60プログラムを通じて、市川では400年前から続く棚田・自然のすばらしさを伝えてきました。
一方で現状では、後継ぎが少なく、荒れていく棚田が多い現状です。
だからこそ、自然の尊さを伝えていきたいのです。
祭りの開催資金として
チラシ印刷、デザイン費 56,300円
パンフレット印刷、デザイン費 43,300円
出演者謝金(音響・交通費・運営費含む) 757,000円
送迎バス交通費 122,300円
準備・片付けの作業代 160,000円
文具費 25,000円
食材費(もちまきのもち代等 20,000円
警備費 35,000円
支援のお礼の材料代、送付代 66,450円
今回のプロジェクト概要 「日本文化である棚田を残し、未来の子どもたちへ繋げたい。」 この想いを胸に17年間、僕の故郷である兵庫県の市川という場所で毎年お祭りを開催し、夢を実現し続けてきました。
最初の年は120人だった参加者数が、2021年には1000 人にまで増えるほど大きなお祭りへと成長してきました。 「僕ができることで、この棚田と自然が美しい市川の町を守り盛り上げていきたい。」 ひたすらそういう想いで続けているこのお祭りですが、来る2023年5月27日、28日に「春のダンダン祭り~命と食と夢と~~~食べることはいのちをいただいて生きることみんなの夢を叶えよう~~」
というお祭りを開催します。
このお祭りではバンドの演奏、さまざまな地元の美味しいものや品物を扱う出店団体が多くお越しくださり、毎年とても盛り上がり、今年は昨年再生した棚田で行い、さらに、昨年お呼びした純歌さんもお越しくださる予定です。
詳細サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/nakamototanada
自然を大切に想う純歌さんも昨年お越しいただき、春のダンダン祭りの想いに共鳴してくださりました。
純歌さんは、自然や食、環境を大切にするお考えがあり、特に発酵食に関しては積極的に取り入れていらっしゃることを知りました。
美しい自然や棚田、そして今回のお祭りのテーマでもある食や命の素晴らしさについて今回も話していただくことでより深い祭りになると感じたのです。
将来は「棚田サミット」を開催したい~今年は和歌県那智勝浦町で開催され、
ゲストとして、那智勝浦町の棚田を守ろう会、和歌山県棚田等連絡協議会も来場~
私には当初より 「美しい棚田を未来の子どもたちへつなげたい」というビジョンがありました。今後はまたここからの17年の志しの実現に向け、また始動します!
それぞれの方が本当にやりたいことをできる場所として それらを網の目のようにつなげていきたいんです。
移住して農業をして家族と楽しく暮らしたい方、 馬を飼ってホースセラピーをしたい方、 起業や移住支援の場として地域を盛り上げたい方、 加工の技術を高めたい方などなど。
そんな方々の“想い”を実現します。
そして次の5年で、私がかつて感動しとめどなく 涙があふれた下の写真のような棚田サミットを、まだ開催されていない兵庫県で実現してみせます!
「できっこない」と言われてしまいそうな夢であっても、実際に長崎県の長崎市では「第14回全国棚田(千枚田)サミット」が開催され、全国から集まった参加者約1200人が参加するイベントとなりました。 そしてそこにいた誰もが希望に瞳をキラキラと輝かせお互いに夢を語り合ったりしていました。
同じ意志や志をもつ人たちが集まると、とても大きなパワーを持つという事を実感したんです。
そのためにも、毎年開催している「棚田♡フェス」に情熱をもって取り組んでいきたいですし、春のダンダン祭りも通じて、参加者や棚田・自然を愛する人たちへ向けて想いを広げてきたいのです。
そして、今年は11月18日(土)、19日(日)に第28回全国棚田(千枚田)サミットin和歌山那智勝浦町が開催され、今回の祭りに那智勝浦町の棚田を守ろう会、和歌山県棚田等連絡協議会も来場してくださります。
主催者「棚田くん」からのメッセージ 美しい棚田、古民家を未来の子どもたちにつないでいくために17年間、 素晴らしさを伝えて、想いや夢を実現してきました。
その集大成として、2021年には棚田くんが行くという本も出版し、秋の棚田フェスには約1000名の来場となりました。
これだけ多くの方が来てくれて、皆さんが笑っている姿を見ていると、イベントを開催して本当に良かったと心から思うのです。
かつて私が長崎での棚田サミットに参加した時の事。 広い棚田に灯る「みんなで語ろう棚田の未来」という文字を見て、いつの間にか僕は泣いていました。
僕だけではありません。お客さんたちもその美しさに頬を涙がつたっていました。
僕はもう、胸の底から湧き上がってくる感動を抑えることはできませんでした。頬を熱いものがぼろぼろと伝わり、まるで止まってくれません。
僕は不思議な感覚を味わいました。皆の“意志”に触れるような感覚があって、まるで全員の心が溶け合って一つになるような、そんな気分になったのです。
そして僕は決意しました。「こんなにも素晴らしい棚田を無くしてはいけない。 一生をかけて守り、発展させ、次の世代へと伝えていこう」と。それが僕の“使命”なのだと。
僕はこれまでたくさんの人に助けられてきました。人に導いてもらいました。
僕は自然に感動を与えてもらいました。 自然に夢を見させてもらいました。
棚田や自然のことを考える時間を1秒でも多くつくっていただけるのであれば、これに勝る幸せはありません。
最幸の仲間と最高の時間を過ごしましょう!
大自然、田舎、農業、食、そして棚田、それらに関心があるあなた!ご支援おまちしています!
【主催者「棚田くん」のプロフィール】
高校時代、環境問題に関心を持ち、姫路工業大学環境人間学部、 兵庫県立大学大学院環境人間学研究科卒業。
環境と人間に関して分野の枠を越えて、総合的に学び、 そして、環境教育が環境問題に重要な役割を果たすと気付き、研究を行う。
その中で棚田と出会い、環境教育と棚田のつながりを強く感じる。 そして、地域の方々から、棚田が失われていることを伺い、 2007年5月に棚田LOVER'sを仲間と結成。
生物・食・農の大切さを伝え、棚田を未来の子どもたちにつないでいくために、 そして、大学や商店街での棚田PR活動、米や自然体験系の企画を年60回程度行い、 140団体と連携し、メディアにも170回以上掲載される。
人と人やニーズとニーズ、違う分野と分野をつなぐことに喜びを感じ、人の想いやニーズを理解し、本当に喜んでいただくことを実践し、人の幸せを広げ、繋げている。 本当に食べて涙が出るぐらいの感動できる体験・米・野菜の栽培を実践している。
そして、多くの人々においしい!また食べたい! 畑や田んぼ、棚田にいきたい!ありがとう!喜んで頂いている。
観察力を高め、一つ一つの作業を丁寧にしている。
将来的には、地域の棚田米や野菜などを使い、地域にとけこんだカフェ、民宿 棚田サミットを兵庫県で開催、世界サミット開催、1000枚の棚田を保全することを目指す。 2021年に2014年に購入した古民家を民宿としてオープンし、県外からも多数宿泊に来ていただいている。
【受賞実績】
2012年兵庫県あしたのまち・くらし作り活動賞「優秀賞」受賞 (あすの兵庫を創る生活運動協議会)全国組織からは振興奨励賞受賞
2012年「人間サイズのまちづくり賞」(兵庫県知事賞)受賞
2016年に山や川や海や田畑や森林など多様なアウトドアのフィールドで、より良い未来を支える子どもたちを育むリーダーの功績をたたえ表彰する「JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD2017」で、日本各地から応募された81名のリーダーを審査した結果、ファイナリスト10名の1人に選ばれる。
2017年オーライ!ニッポン大賞審査委員長賞(農林水産省主催)受賞
2018年12月男女共同参画・少子化関連研究活動の支援に関する顕彰事業
活動賞(公益財団法人程ヶ谷基金)
2019年2月16日:毎日新聞地球未来賞クボタ賞受賞
2019年6月7日読売新聞あおによし賞奨励賞
2020年8月22日 棚田学会賞
2021年1月18日 日本自然保護大賞2021入選
兵庫県神崎郡市川町で、棚田での実践活動を通じて、
自然環境の素晴らしさを伝えている永菅裕一(ながすが ゆういち)です。
「あと5年でここの棚田はなくなる。」
大学生の時に地元の農家の方々からそう告げられ、
そんな未来を変えるべく仲間を集い、活動を始めて16年目。
自ら「棚田くん」と名乗り、今では「シャイニング!(輝き続ける!)棚田くん」
へとさらにパワーアップして活動を続けています!
活動拠点の市川町は兵庫県のほぼ中央にあるハート型の町で人口12,500人。
姫路城の心柱にも使われ播磨富士と言われる「笠形山」のふもとには美しい棚田が広がり、豊富な温泉もあり、自然の恵みを思う存分味わえる町です。
この町でも地元農家の高齢化や後継者不足は他人事ではない現状です。
そこで美しい棚田を存続させ、未来の子どもたちにつないでいくために
「棚田での自然体験」「農作物のおいしさ」「いやしの民宿」などの活動を行っています。