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周りと価値観を理解し合いコミュニティが活性化するカードゲームを作りたい
現在 617,600 円
 124%
目標 500,000 円
プロジェクトを
支援する

応援者
32 人

終了

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プロジェクトの目的

私自身、今まで企業や自治体を相手にオリジナルゲームを使って「場を活性化しアイディアを出す」研修会をしてきましたが、その広がりに限界を感じています。もっと手軽に誰でも出来るように、ルールが簡単で楽しいゲームを多くの人に楽しんでもらうことで人々が表面的ではない内からのコミュニケーションがなされる世の中に近づくことを目的としています。

支援金受取人名: 林 真人

<1000セット作成>

カード:460,000円

箱:370,000円

取説:20,000円

デザイン:180,000円

丁合(カードを手作業で並び替え):120,000円

※不足分はプロジェクト起案人が負担

プロジェクト概要

はじめまして。林真人と申します。

私はオリジナルでビジネスゲームを制作し、企業や自治体で研修やコンサルティングといった仕事をしています。

 

私はこれまで、特にコミュニケーションの部分で苦労することはありませんでした。常に仲間が周りに居てほとんど本音で話すことが出来ていると思いました。

 

しかし、自分のやりたいことを優先したことがきっかけで、自分がとても利己的な人間だということに気づきました。その後、家族や仲間に自分のことを聞いてみると下記のようなフィードバックがありました。

 

  • 林は思い通りに事が運ぶようにコントロールしている節が見え隠れしている
  • 突然不機嫌な感じになる時がある
  • 稀に不用意な発言をすることがある

など

 

かなり衝撃を受けました。今までの人格が否定された感覚になり、これまで仲間だと思っていた人たちも自分のそういうところに我慢して付き合っていてくれたのかもしれないという気持ちになりました。

 

それ以来、言葉を発する前に「これを発すると相手はどう思うだろうか?」と考えるようになりましたが、同時に自分らしさを失うことでもありました。コロナ禍の真っ最中にこのような状態になった私は半年くらいモヤモヤしていたのですが、ドイツのある学者が書いた本と出会いました。そこには「愛するとは技術である」と書かれていました。

 

何度かこの本を読み、私は自分の利己的な人格を受け容れなければならず、その上で多くの人たちと幸せになっていく努力をしなければならないと気づきました。そして、今後自分が作るゲームは楽しく、誰かが幸せになり、何かの技術が学べるものを作ろうと決めました。

 

どうぞ皆さま、ご支援と共に一緒にこのゲームを活用して人間関係で悩む人を笑顔にしていきましょう。

【自分を知ってもらい、相手を知る楽しさ】

私のように周りを振り回すタイプの人間や自分が言いたいことを遠慮してしまって後で後悔するタイプの方は気づかない内に人間関係で苦労しているのかもしれません。

 

私を例にすると、自分が利己的な人間だと自覚してから同時に自分が「カッコつけ」だということも分かりました。利己的な人間ってだいたいそうですよね。そして、すぐにそれを辞める決意をしました。

 

当時、コロナ禍だったこともあり、研修の仕事が全滅しました。対面前提のゲーム研修なので仕方がないことです。経営が厳しくなって来つつあり、私は初めて仲間にその状況を打ち明け、ついでに自分がお金の話が苦手なこともカミングアウトすると、すごく親身に聞いてくれて仕事の紹介ももらえました。そして、自分が実現したい勉強を楽しくしたいという話もできました。自分のことをこんなに話すのは久しぶりの体験でした。

 

「林さんって何でも出来て、お金が好きなイメージだったけど違ったんだね」

自分が大事にしている価値観を分かってもらうというのはとても幸せなことです。もちろん相手を知ることも。自分がこういうことを長い期間サボっていたのがよく分かりました。

 

でも、自分の価値観を言語化するというのはとても勇気もエネルギーも要ります。だから、このゲームはプレイヤーが何の苦労もなく価値観を表現でき、その後会話が盛り上がるものにしようと考えて設計をスタートしています。簡単だから誰でもでき、数字だから客観的に分かる。こんな物ができたら価値観が相互理解しやすくなるな!とワクワクしながら試作品を作りました。

【これからの社会に対応するために技術を磨こう!】

私の恩人から紹介された著書に「先生、どうか皆の前でほめないで下さい:いい子症候群の若者たち」というものがあります。これからの人材は皆の前で叱られるだけではなく、褒めるのもNGということです。

 

そして、このような状況は今働く人たちがいろいろな人の価値観を理解するテクニックを磨く必要があるということとイコールです。昔のような「飲みュニケーション」が成立する世界はもう終わりました。「会社の人と飲むくらいなら友だちや大切な人と食事したい。だってその方が楽しいに決まってるんだから」…これがだんだん増えている若者の価値観です。

私も最近若者を飲み会に誘って空振りし、この風潮を実感しています。

 

自分たちが若い頃どうだったかはあまり関係なく、今深く関わっていかなければならない人たちの価値観を許容するために、まずは各個人が大切にしている価値観を自然と理解する技術を持っている人たちが一人でも多く増えること。これこそがこのゲームを広めたい理由です。

【仕事の温度差ってこんなゲーム】

  • 3~5人のプレイヤーで遊べます
  • 全員が仕事に対してのモチベーションがとても高い状態という設定でスタートします
  • 共通のお題としてたとえば「ネガティブな発言が多い」が出されます
  • この「ネガティブな発言が多い」人が自分たちの仕事に関わるどんな人なのかなどを全員で1分間程度話し合って決めます
  • 「許せる10←――→100許せない」という基準で自分の数字カードを伏せて出します
  • 他のプレイヤー誰かが出しそうな数字を予想します
  • 他のプレイヤーの予想が定められた範囲外である場合、自分の仕事に対する熱が一段回下がります
  • 全員が出した自分の気持ちを表した数字カードの中で最も数字が近い人たちがペアになり、なれなかった人は温度が一段回下がります。
  • 各お題の後に、任意で「こういう人いるよねー」のような雑談をし、次のお題カードをめくります
  • 最終的に仕事に対する熱意が一番下ってしまったプレイヤーが出た段階で最も熱意が高いプレイヤーが勝利となります

【いざ、テストプレイ!】

オンラインとオフラインで40回ほどテストプレイをしました。

オンラインではお題のアイディアをいただいたり、必勝法を見つける努力をしてもらったりとたくさんの方にご協力をいただきました。

 

オフラインで印象的だったのは横須賀の結婚相談所で行ったのですが、オーナーとスタッフ(オーナーの奥様)にものすごく気に入っていただき、5ゲームもやらせていただきました。結婚相談所では男女のマッチングでトークするのですが、そもそも盛り上がることが少ないとのこと。ゲームが完成したらイベントを開催したいとのお言葉もいただきました。

 

この場をお借りしてテストプレイにご協力いただいた皆さまに御礼を申し上げます。

 

【テストプレイ参加者様の声:円城寺さん】

テストプレイでは、初対面の方もいましたが、すぐに打ち解けることができました。

毎回の「お題」がホント絶妙でチームや職場のメンバーでプレイしてもお互いの知らなかった一面を発見できると思います。

 

プレイ後は、それぞれの仕事に対する「価値観」が共有されるので、お互いをより理解し尊重できるようになり、組織の多様性を高めることにつながるかもしれないですね。

【テストプレイ参加者様の声:畠さん】

「これは面白い!」それが初めて体験した【仕事の温度差】の感想。

ゲームではあるけれど、つい本音が出てしまう。

それが自然と会話になり、笑いあい一気に親近感が湧く。

 

普段あまり聞くことのない「本音」がポロッと出ることによって、上司 部下 関係なく場の空気が一体となる。

【ゲーム】だからこそ気軽に参加出来るのも良い。楽しい!でも勝ちたい!その駆け引き具合もやってて楽しい。

チームワークを更に高めたい!もっと近付きたい!【仕事の温度差】やってみる価値あり!

 

【ゲームがもたらす効果】

なぜコミュニティの活性化をゲームで行うか?という疑問をお持ちになるかもしれません。私たちは日常生活において、様々なルールと多くの人たちと関わって生きています。その中でお金を稼いだり、良好な人間関係を築いたり、そして健康面にも気を遣わなければなりません。

このようにこの世界はとても複雑なので、日常の中で活性化しようとしても人は優先順位を考えてしまい、きちんと意識統一をしなければ機能しづらいといえます。

 

でも、ゲームはどうでしょう?誰でも知っている七並べというゲームを例に挙げると、4人のプレイヤーがトランプの手札を持っています。手札を無くしたプレイヤーが勝ちという非常にシンプルな世界ですね。わざと8のカードを出さないように意地悪したり、パスしたプレイヤーを煽ったり、人間関係を考える必要もありません。「手札を減らすことが良いこと」という世界が七並べの共通の価値観なのです。

 

このように、ゲームとは限定されたルールの中で生きる世界ともいえ、今回のゲームは「①自分の価値観を数字で表現する」「②他の人の数字を当てる」というとてもシンプルなルールです。当たった、外れたというゲームをすることで、自然と会話が生まれ「この人ってこんな価値観を持ってるんだな」と短時間で理解することができます。

【「勉強は楽しい」が当たり前の世の中を作りたい】

私はこの仕事を初めて以来ずっと「勉強は楽しい」が当たり前の世の中を作りたいという想いで取り組んできました。

 

「勉強は得意な人が頑張ればいい」という意見が最近増えてきました。多くの人は勉強が嫌いで、社会人であれば研修などは昼寝と内職の場だと考えている人も少なくありませんし、私も20代の頃はそうでした。

 

なぜ、勉強が嫌いなのかといえば、当然つまらないからです。将来、何のために役立つか分からない勉強をするよりも、ゲームの攻略サイトをずっと読んでいたい我が子を見ていると、「勉強は楽しい」というのが一般的になるのは本当に難しいことだなと痛感します。

 

でも、勉強で学んだ知識はペンやハサミと同じで道具のようなものです。そこに実用性があればきっと楽しいものになると私は信じています。そして、話し方や立ち居振る舞いではなく、「心からのコミュニケーション」や「他者の価値観の理解」というものはとても大事なのにそれを楽しく学ぶ術がほとんどありません。だから私は現在「ゲーム」という非日常の空間を活用して楽しく勉強する仕組みを作り提供する仕事をしています。

【この活動を私と一緒にやりませんか?】

人間が心を傷めてしまう原因の多くが人間関係なのに、それを学ぶ機会がない…

ずっと私はそう考えていました。ネットや書店などにいくと、自分が主観として行動や考え方を学べる情報はあります。でも、人間関係について学ぶのにそれを一人でやるのは何かピンとこないなと私は思います。

 

巷では〇〇タイプみたいに分類することは多々あります。たとえば「引っ込み思案タイプ」というのがありますよね。こういう区別はとても怖いものです。私は少年野球のコーチをしており、まさに引っ込み思案な児童がいます。でも、PTAで小学校に行った際にその児童を見かけたのですが、とても笑顔で友だちとはしゃぎながら走り回っていました。次の遊びを提案する様子も見られました。

 

限定的な場所でその人を〇〇タイプと決める怖さがよく分かるエピソードですよね。つまり、この児童は学校では明るく元気なのに、少年野球では引っ込み思案だということです。その後、話を聞いてみると「厳しいコーチがミスをすると怒鳴るから怖い」というのが大人しくしていた原因だったので、私のチームでは指導方針を変え、その児童も積極的に参加するようになりました。

 

その人がどんなタイプでその場合はこう接するなんていうマニュアルは相手が人間である以上、そこまで有効ではないと思います。それよりも大切なことは、その人がどんなものを大切にしているか?つまり価値観を理解し受け容れることです。そして、人間関係で悩みのない人はごく僅かであることも事実です。私も多感な息子との関係など多々あります。

 

このプロジェクトを通じて、行動や発言で他者を決める前に、価値観を相互で理解し合うという人間関係の基礎工事のようなことをできる方が増えて欲しいと私は願っています。そのため、ご賛同いただきお手元にこの仕事の温度差が届かれたら楽しみながら沢山の人と遊んでいただき、たくさん話してたくさんの「ああ、この人ってこういうのが大事なんだぁ」を見つけていただければ幸いです。ぜひ、私と一緒にゲームを通じた笑顔を増やす活動をなさってみませんか?

カードのデザインが完成しました!

カードデザインが着々と完成しています。今まではほぼオンラインでのテストプレイだったので、印刷して対面での最終テストプレイを数多くやっています。カードサイズをトランプより少し小さくしたので、持ちやすくていい感じです。

箱のデザインもおおよそ完成!

求めるのは勝ち?それとも価値?

ということで箱のデザインがおおよそ完成しています。ロゴデザインを大きく配置し、背景は目立つように黄色にしました。箱のサイズはパスポートくらいなので、かばんに入れても邪魔になりません!

起案者プロフィール

林 真人

1977年生まれ。愛知県豊田市出身。
ゴーストライター業やWEB制作など裏方の仕事に長年従事し、仕事仲間の「休日の空いているスペースで何かできない?」という依頼に対してゲーム会を5年会開催。 これによりゲームというツールによる学習の可能性を見出し、2010年よりオリジナルゲームの開発をスタート。 現在は学校、企業、自治体での研修とその結果生まれたプロジェクトの伴走役を楽しんでいる。

最近健康に目覚めるが健康診断を5年間受けていないことが発覚し、家族から大バッシングを受けた。


<現在までに作成したビジネスゲーム>
いい会社経営ゲーム「ダイナミズム® 」
いい会社とは何かを考えるゲーム「トライオリティ」
成熟社会を考えるゲーム「マチュア・ソサエティ」
地域活性化ケーム「リージョナルゲート」シリーズ
美容サロン経営ゲーム「スモールサロン® 」
サロンマネージャー養成ゲーム「リード・ザ・サロン」
建設会社経営ゲーム「コンスタ」
社労士事務所経営ゲーム「エスアールゲート」
商工会青年部活性化ゲーム「インパルスゲート」
ロビー活動体験ゲーム「イン・ザ・ロビー」
いじめ問題を考えるゲーム「ダンデリオン」

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¥2,200 コース

ゲーム「仕事の温度差」1セット
10 ポイント
現在 8 人が申し込んでいます

定価2500円+送料の商品を割引でゲットできるチャンス!

¥6,000 コース

ゲーム「仕事の温度差」3セット
50 ポイント
現在 6 人が申し込んでいます

一度にたくさんの人数でプレイされる方、プレゼントしたいご友人がいらっしゃる場合に最適です。

¥7,000 コース

仕事の温度差&バカッチェ1セット
50 ポイント
現在 12 人が申し込んでいます

朝礼や会議・研修のアイスブレイクなどで使えるカードゲーム「バカッチェ」と「仕事の温度差」を各1セット。

バカッチェとは:https://note.com/bakacche/n/n10e42d0f1de9

¥80,000 コース

旅費交通費別で林が研修に行きます!
100 ポイント
現在 6 人が申し込んでいます

こんな研修ができます。全部ゲームです。宿泊の場合、夜はボードゲーム会をしましょう!
・いじめ問題を考える研修
・起業体験研修(若手や子どもにオススメ)
・企業での改善や新規事業を生み出す研修
・地域活性化研修
・根回しやルール作りの大切さを学ぶ研修

¥200,000 コース

仕事の温度差5セット+研修マニュアル
100 ポイント
現在 0 人が申し込んでいます

ゲーム「仕事の温度差」を冒頭に実施し、その後に価値観の相互理解ができる研修マニュアルを提供します。
組織にとってチームビルディングの前にやっておきたい内容を研修時間2時間程度で実現できます。
※林のレクチャー付きです