この小さくも愛おしい市川という町から、棚田・自然のすばらしさを伝えていきたいと思い、
昨年仲本さんご夫妻にお越しいただきました。仲本さん大ファンの中学生が来場し感動され、夢を叶えることができました。彼女も加わった大切な仲間とともに、お祭りを通して大切なものを守り、より多くの方の夢を叶える素晴らしい出逢いや交流の場をつくり上げ、自然の尊さを伝えていきたいのです。
◆今回のプロジェクト概要 「日本文化である棚田を残し、未来の子どもたちへ繋げたい。」 この想いを胸に16年間、僕の故郷である兵庫県の市川という場所で毎年お祭りを開催し、夢を実現し続けてきました。 最初の年は120人だった参加者数が、2021年には1000 人にまで増えるほど大きなお祭りへと成長してきました。 「僕ができることで、この棚田と自然が美しい市川の町を守り盛り上げていきたい。」 ひたすらそういう想いで続けているこのお祭りですが、来る2022年5月に、春のダンダン祭り~棚田と昆虫と食に夢虫、子どもたちの夢と成長を応援、約20ブースのマルシェで歌って、踊って、飲んで、食べよう~というお祭りを開催します。 このお祭りでは綱引き大会からバンドの演奏、さまざまな地元の美味しいものや品物を扱う出店団体が多くお越しくださり、毎年とても盛り上がるのですが、今回そこへBIGゲストとして仲本工事さん、そして奥様の純歌さんをお呼びします。 詳細サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/nakamototanada
◆自然を大切に想う仲本さんご夫妻だからこそゲストとしてお越し頂きたい 今回のお祭りでゲストとしてお呼びしたい仲本工事さんは、言わずと知れた「ザ・ドリフターズ」のメンバーです。 80年代から90年代にかけて日本のお茶の間を笑いの渦に巻き込んだ伝説のグループですね。 じつは僕が主催するお祭りで、過去にも仲本さんにはゲストとしてお越しいただいたことがありました。 その時は、過去にゲストとしてお越しくださった末岡よしのりさん(北海道の不動産王で「日本のロバキヨ」とも言われる人物!)をゲストでお呼びした時のご縁で仲本工事さん、そして奥様の純歌さんをご紹介頂いたのです。 仲本さんご夫妻と自然についてお話しているとき、奥様の純歌さんは自然や食、環境を大切にするお考えがあり、特に昆虫食に関しては積極的に取り入れていらっしゃることを知りました。 それであればぜひご夫妻でお祭りにゲストとして参加いただき美しい自然や棚田、そして今回のお祭りのテーマでもある昆虫食の素晴らしさについてお客様方に伝えていただきたいと思ったのです。 「この町に仲本さんご夫妻がまた来てくださるかもしれない!」 今、市川の町ではそんな希望の想いを持ち、期待に胸を膨らませている仲間が多くいます。 この小さくも愛しい市川という町から、もっと自然の素晴らしさを多くの人へ伝えていきたい。 そう思いながらもどう行動していけばいいのかわからないという僕の仲間たちと協力し、このお祭りを通じて大切なものを守り、そして多くの方へ自然の尊さを伝え、子どもたちの夢を応援していきたいのです。
◆過去のお祭りでの出来事により仲本さんの根底にある想いに共鳴 楽屋などでお話しているととても紳士的な仲本さん。 しかし一度ステージに上がると、とてもサービス精神旺盛な素晴らしいアーティストであることを当時のお祭りの時に感じさせられました! あのステージを当日に見に来られた方々は、改めて仲本さんのファンである気持ちを燃え上がらせたことでしょう。 そして実はそのイベントの際に仲本さんが登場する時間を地域の方々にあえて伝えていなかったため、仲本さんの登場前に帰られてしまうというアクシデントが起こりました。 しかし、それにも関わらず仲本さんはそんな僕ににっこり笑顔で励ましてくれたのです。 この時の仲本さんは、僕の人生に大きな影響を与えてくれたのです。そして、その時にかけて頂いた言葉が今でも頭の中で鼓動します。 「賛同してくれる仲間たちと突き進め。」 ああだこうだと言ってくるだけの人の事は気にしなくていい。 大切なのは、自分が決めたことに対して賛同してくれる人と一緒にやり遂げる事が大切なんだ、という事を優しく伝えて頂きました。 仲本ご夫妻には深い感謝の言葉を述べましたが、「いいよ、気にしないで♪」とまた笑顔を見せる姿が忘れられません・・・。 今思えばあのときの出来事は僕にとってとても大きく、その後のフェスやお祭り等のイベントを絶対に成功させたいという気持ちを奮い立たせてくれました。 もし今回のお祭りで仲本ご夫妻をゲストとしてお迎えできた際には、お祭りにいらして頂いたお客様方を喜ばせるのはもちろんのこと、今度はしっかりと完璧な進行を行いきちんと成長し“みんなで作り上げるお祭り”ができるようになった所を仲本さんへ示すことで恩返しがしたいと考えています。
そして、仲本工事さんをお招きしたお祭りのなかでとても印象的な人物に出会いました。 それは若い年齢ながら仲本ご夫婦のことが大ファンであるという中学生。 彼は仲本工事さん、そして純歌さんの歌やご夫妻の温かいお人柄など、そういった溢れる魅力にとても惹かれているという話を熱く語っていました。 そして「仲本ご夫妻はいつもファンを元気にし、そして勇気をくれる存在である」と話します。 普段は遠くで応援することしかできなくても、いざお会いしたときには「ファンで良かった!」と心から感じられるくらい、お会いしたときの感動やインパクトがあり、その喜びは宇宙一であったと語ります。 そして、ダンダン祭りのタイトルを提案してくださったのも彼女です。 ダンダンには「段→棚田が段になっているところから」、「だんだん棚田が増える」、 「だんだんよくなっていく」という願いを込めてくださっています。 イベントに参加されるどなた様も、「だんだん」で楽しんでいただけたらと思います。 それくらい喜んでくださるファンが多くいる仲本さんご夫妻。 僕は「もう一度この町へお二人をご招待したい!」という気持ちを新たにしたのです。
◆将来は市川で「棚田サミット」を開催したい! 私には当初より 「美しい棚田を未来の子どもたちへつなげたい」というビジョンがありました。 今後はまたここからの16年の志しの実現に向け、また始動します! それぞれの方が本当にやりたいことをできる場所として それらを網の目のようにつなげていきたいんです。 移住して農業をして家族と楽しく暮らしたい方、 馬を飼ってホースセラピーをしたい方、 起業や移住支援の場として地域を盛り上げたい方、 加工の技術を高めたい方などなど。 そんな方々の“想い”を実現します。 そして次の5年で、私がかつて感動しとめどなく 涙があふれた下の写真のような棚田サミットを、 まだ開催されていない兵庫県で実現してみせます! 「できっこない」と言われてしまいそうな夢であっても、実際に長崎県の長崎市では「第14回全国棚田(千枚田)サミット」が開催され、全国から集まった参加者約1200人が参加するイベントとなりました。 そしてそこにいた誰もが希望に瞳をキラキラと輝かせお互いに夢を語り合ったりしていました。 同じ意志や志をもつ人たちが集まると、とても大きなパワーを持つという事を実感したんです。 そのためにも、毎年開催している「棚田♡フェス」に情熱をもって取り組んでいきたいですし、春のダンダン祭りも通じて、参加者や棚田・自然を愛する人たちへ向けて想いを広げてきたいのです。
◆主催者「棚田くん」からのメッセージ 美しい棚田、古民家を未来の子どもたちにつないでいくために16年間、 素晴らしさを伝えて、想いや夢を実現してきました。 その集大成として、2021年には棚田くんが行くという本も出版し、秋の棚田フェスには約1000名の来場とともに女優の上野樹里さんもお越しくださいました。これだけ多くの方が来てくれて、皆さんが笑っている姿を見ていると、イベントを開催して本当に良かったと心から思うのです。
かつて私が長崎での棚田サミットに参加した時の事。 広い棚田に灯る「みんなで語ろう棚田の未来」という文字を見て、いつの間にか僕は泣いていました。 僕だけではありません。お客さんたちもその美しさに頬を涙がつたっていました。 僕はもう、胸の底から湧き上がってくる感動を抑えることはできませんでした。 頬を熱いものがぼろぼろと伝わり、まるで止まってくれません。 僕は不思議な感覚を味わいました。皆の“意志”に触れるような感覚があって、まるで全員の心が溶け合って一つになるような、そんな気分になったのです。 そして僕は決意しました。「こんなにも素晴らしい棚田を無くしてはいけない。 一生をかけて守り、発展させ、次の世代へと伝えていこう」と。それが僕の“使命”なのだと。 僕はこれまでたくさんの人に助けられてきました。人に導いてもらいました。 僕は自然に感動を与えてもらいました。 自然に夢を見させてもらいました。 棚田や自然のことを考える時間を1秒でも多くつくっていただけるのであれば、これに勝る幸せはありません。 最幸の仲間と最高の時間を過ごしましょう! 大自然、田舎、農業、食、そして棚田、それらに関心があるあなた!ご支援おまちしています!
◆主催者「棚田くん」のプロフィール 高校時代、環境問題に関心を持ち、姫路工業大学環境人間学部、 兵庫県立大学大学院環境人間学研究科卒業。 環境と人間に関して分野の枠を越えて、総合的に学び、 そして、環境教育が環境問題に重要な役割を果たすと気付き、研究を行う その中で棚田と出会い、環境教育と棚田のつながりを強く感じる。 そして、地域の方々から、棚田が失われていることを伺い、 2007年5月に棚田LOVER'sを仲間と結成。 生物・食・農の大切さを伝え、棚田を未来の子どもたちにつないでいくために、 そして、大学や商店街での棚田PR活動、米や自然体験系の企画を年60回程度行い、 140団体と連携し、メディアにも165回以上掲載される。 人と人やニーズとニーズ、違う分野と分野をつなぐことに喜びを感じ、 人の想いやニーズを理解し、本当に喜んでいただくことを実践し、人の幸せを広げ、繋げている。 本当に食べて涙が出るぐらいの感動できる体験・米・野菜の栽培を実践している。 そして、多くの人々においしい!また食べたい! 畑や田んぼ、棚田にいきたい!ありがとう!喜んで頂いている。 観察力を高め、一つ一つの作業を丁寧にしている。 将来的には、地域の棚田米や野菜などを使い、地域にとけこんだカフェ、民宿 棚田サミットを兵庫県で開催、世界サミット開催、1000枚の棚田を保全することを目指す。 2021年に2014年に購入した古民家を民宿としてオープンし、県外からも多数宿泊に来ていただいている。 【受賞実績】 2012年兵庫県あしたのまち・くらし作り活動賞「優秀賞」受賞 (あすの兵庫を創る生活運動協議会)全国組織からは振興奨励賞受賞 2012年「人間サイズのまちづくり賞」(兵庫県知事賞)受賞 2016年に山や川や海や田畑や森林など多様なアウトドアのフィールドで、より良い未来を支える子どもたちを育むリーダーの功績をたたえ表彰する「JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD2017」で、日本各地から応募された81名のリーダーを審査した結果、ファイナリスト10名の1人に選ばれる。 2017年オーライ!ニッポン大賞審査委員長賞(農林水産省主催)受賞 2018年12月男女共同参画・少子化関連研究活動の支援に関する顕彰事業 活動賞(公益財団法人程ヶ谷基金) 2019年2月16日:毎日新聞地球未来賞クボタ賞受賞 2019年6月7日読売新聞あおによし賞奨励賞 2020年8月22日 棚田学会賞 2021年1月18日 日本自然保護大賞2021入選
第2弾のチラシができました! ぜひご参加ください!!
兵庫県神崎郡市川町で、棚田での実践活動を通じて、
自然環境の素晴らしさを伝えている永菅裕一(ながすが ゆういち)です。
「あと5年でここの棚田はなくなる。」
大学生の時に地元の農家の方々からそう告げられ、
そんな未来を変えるべく仲間を集い、活動を始めて16年目。
自ら「棚田くん」と名乗り、今では「シャイニング!(輝き続ける!)棚田くん」
へとさらにパワーアップして活動を続けています!
活動拠点の市川町は兵庫県のほぼ中央にあるハート型の町で人口12,500人。
姫路城の心柱にも使われ播磨富士と言われる「笠形山」のふもとには美しい棚田が広がり、豊富な温泉もあり、自然の恵みを思う存分味わえる町です。
この町でも地元農家の高齢化や後継者不足は他人事ではない現状です。
そこで美しい棚田を存続させ、未来の子どもたちにつないでいくために
「棚田での自然体験」「農作物のおいしさ」「いやしの民宿」などの活動を行っています。